ドライアイとは
眼を保護する涙の分泌量が低下し、眼の表面が乾いて角膜や結膜に傷がついてしまう病気のことです。
単なる疲れ目なのかドライアイなのかを正確に診断するのは眼科を受する事が一番です。
ドライアイの症状
- 目が疲れやすい
- 目が乾いた感じがする
- 目が痛い
- 目がゴロゴロする
- 目やにが出る
- 光を見るとまぶしい
- 目が充血する
- 目がかゆい
- 涙が出る
- 目が重たい感じがする
- モノがかすんで見える
- 目に不快感がある
目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の不快感を生じます。目を使い続けることによる視力の低下も起こります。
ドライアイの治療方法
ドライアイを完全に治す治療法は、現在ありません。
ドライアイのタイプにより治療は変わります。
点眼療法
ドライアイの治療には、点眼薬の使用によって、不足した涙を補給する「人工涙液」による点眼療法が一般的です。
涙の安定性を高めることにより、角膜の傷を修復することが基本となります。
外科的治療
点眼薬を使っても進行する場合には、外科的治療を行います。
重症の場合は、「涙点プラグ」、涙の排出口の部分にシリコン製の栓(プラグ)を挿入することで、少ない涙を溜める事が出来、栄養を含んだ自分の涙で眼を潤すという点で優れた治療法といえます。
いずれも保険適応となっており、痛みもなく外来で短時間で施術できます。